一度は朝起きた時に足裏に痛みを感じたことがありませんか?
また歩いている時や長時間立っていて足裏が痛かったり、辛くなったことありませんか?
今回は足裏の痛みや違和感を感じる原因は何なのか。また足裏が痛い時の対処法について紹介していきます。
足裏の痛みの正体「足底腱膜炎」
足裏の痛みの正体、それは足底腱膜炎といいます。
足底腱膜とは足裏の踵から足指の付け根までを走行する強靭な腱で、「土踏まず」を支える重要な役割を担っています。
この足底腱膜に過度な負担が加わり、炎症を起こした状態を足底腱膜炎と呼んでいます。
足底腱膜炎になってしまうと歩く時の痛みや朝起きて最初の歩き出しの時に激痛を生じるなどの症状が起こります。
そんな足底腱膜炎の原因で考えられることは何なのか?
次の項目で紹介していきます。
足裏が痛くなる原因
それでは足裏が痛くなる足底腱膜炎になってしまう原因を紹介します。
扁平足
まず1つ目に扁平足が考えられます。
扁平足とは足の土踏まずを形成している内側縦アーチが崩れてしまい足裏全体が地面についてしまっている状態のことを言います。
アーチってなに?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。
アーチとは足の筋肉や骨格で形成される弓状の構造を言い、横アーチと縦アーチに分かれており、縦アーチはさらに内側縦アーチと外側縦アーチに分かれています。
扁平足と呼ばれるのは、上記に記載した通り内側縦アーチが崩れてしまった状態で歩く時や立っている時に地面から突き上げてくる衝撃を受けやすくなります。
結果、足への負担が大きくなってしまい足底腱膜炎につながると考えられます。
靴
靴が原因で足裏が痛くなる場合もあります。
クッション性があまりない靴だったり、ヒールやパンプス、足のサイズと合ってない靴を履いてしまうことも原因に含まれてきます。
長時間の立ちっぱなしや歩き過ぎ
長時間立ちっぱなしや歩き過ぎてしまうと、足への負担が大きくなってしまいます。
負担の蓄積が痛みを生むことは十分に考えらますので、お仕事で立ちっぱなしだったり歩くことが多い方や外出でたくさん歩く際には注意しましょう。
足裏が痛い時の対処法
次に足裏が痛くなってしまった時にご自身で出来る対処法について紹介します。
ストレッチ
まず1つ目はストレッチです。
上記に記載した足底腱膜はふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋と関係性が高いので、腓腹筋・ヒラメ筋を伸ばすストレッチが足裏のケアに繋がります。
足底腱膜を直接ケアしたい場合は、ゴルフボールを足裏で転がすとほぐすことが出来ます。この時に痛気持ちいいくらいの刺激が望ましいですが、もし激痛で不快な感じがある際は無理しないように注意ください。
靴を見直す
原因の項目でも取り上げましたが、靴が原因となる場合があります。
日常またはお仕事で履いている靴を改めて見直すことも対処の1つです。
おすすめはクッション性の高いスニーカーやウォーキングシューズです。
特に踵まわりがしっかりしている靴は安定感が高まって歩きやすくなります。
注意して頂きたいのは履きやすい靴を選ぶ際に実際の足のサイズよりも大きなサイズの靴を選んでしまいがちだということです。
大きいサイズの靴を履いてしまうと、足への負担が過剰に大きくなってしまい足底腱膜への負担も大きくなりますので、なるべくジャストサイズの靴を選ぶようにしましょう。
インソール
最後に紹介するのがインソールです。
インソールを靴に入れることで、足底腱膜への負荷を緩和することが出来ます。
様々なインソールがありますが、特に先述した内側縦アーチをサポートしているインソールを使用することで扁平足の対策にもなります。
おすすめのインソールの商品リンクを貼っておきますので、宜しければ覗いてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は足裏が痛くなってしまう原因と対処法について紹介しました。
軽度な痛みであれば上記の対処法でもケアすることが可能ですが、痛みが強く生活に支障をきたしてしまう場合は、早めに治療院で診察を受けるようにしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。