一度は膝痛を経験したことありませんか?
膝が痛いと歩く時やしゃがむ時などに痛くて日常生活に影響が出てしまうと悩んでる方もたくさんいらっしゃると思います。
「なぜ膝が痛くなるのか?」といった質問を頂きます。
実際に膝痛の原因はさまざまです。
- 現在膝痛に悩んでいる方
- 過去に何度か膝痛を経験している方
- 腰痛や股関節痛を経験している方
一概にコレ!と決めつけられるものではありませんが、膝痛の原因になりやすい要因をまとめてみました。
主な膝痛について
膝痛といっても色々と種類があります。
疾病名のつく膝痛の代表格として以下のものがあります。
・変形性膝関節症
・鵞足炎
・腸脛靭帯炎
・大腿四頭筋腱炎
・オスグッド病
などがあります。
よくお聞きしたことがあるのが変形性膝関節症だと思います。
いわゆる膝の変形と呼ばれているものです。
膝の変形と聞くと加齢が原因と考えてしまいがちですがあくまで原因の一つであり、その他のリスクファクターと色々と重なって発症するものと考えています。
膝痛の原因
それではどんな原因がこれらの膝痛を引き起こすのでしょうか。
⑴姿勢の悪さ
まず姿勢の悪さが膝痛に関係します。
特に猫背が大きな問題になります。
猫背は骨盤が後ろに倒れてしまいがちになり、股関節は外に開いてしまいます。つまりO脚になりやすいということです。
O脚で膝を動かしていると膝への負担が大きくなるだけでなく、加齢で膝が摩耗した際に変形性膝関節症へと発展しやすくなります。
早い時期から姿勢を意識しておくが、O脚を防ぎ変形性膝関節症から守ってくれるでしょう。
⑵骨盤の歪み
骨盤の歪みがある場合、腰への影響や股関節への影響だけでなく膝関節への影響も大きいです。
以前にも取り上げた仙腸関節の歪みは膝痛との関連があり、骨盤矯正で歪みを解消することで膝痛も軽快出来ます。
⑶靴
靴の影響も膝痛と大きく関係していきます。
女性の場合ヒールやパンプスのような履物は足への負担が大きく、特にかかとが高ければ高いほど負担は大きいです。
理想的な靴はスニーカーのようなクッション性のある履物が望ましいです。
また、長年履き続けてすり減ってしまっている靴は歩き方が崩れてしまったり、足への負担も大きくなってしまうので思い切って新しい靴に変えるのも一つの手です。
⑷体重
なかなかデリケートな部分ではありますが、急激な体重の増加も膝痛の原因に十分になります。
体重増加は膝痛だけでなく、腰や股関節への負担も大きくなりますので気を付けましょう。
⑸運動不足
運動不足による筋力低下は膝への負担が大きくなるので膝痛へと発展することがあります。
特に大腿部の筋肉、大腿四頭筋や内転筋が弱体化することは防ぐようにしましょう。
⑹遺伝
変形性膝関節症になりやすい方というのはおおよそ半分の確率で遺伝性があるということです。
ご自身のご両親やおじいさん・おばあさんに変形性膝関節症の既往歴がある場合は遺伝的に引き継いでる可能性があります。
あくまで50%の可能性であり、残り50%はご自身の身の回りの環境や習慣が影響します。
筋トレやストレッチで膝痛は予防できるのか?
結論からいうと予防可能です。
姿勢や骨盤が悪くならないように筋トレでインナーマッスルを鍛えたり、ストレッチを行うことが結果的に膝痛予防につながると考えているからです。
また、膝に直接関与する大腿部の筋トレ・ストレッチも有効です。
上述した大腿四頭筋や内転筋は膝痛にとってキーパーツになりますのでしっかりケアしましょう!
まとめ
- 膝痛の原因はさまざまあり「姿勢の崩れ」「骨盤の歪み」「靴」「体重」「運動不足」「遺伝」などが関係する
- 膝痛を予防するのに筋トレやストレッチは効果あり。膝に関係する筋肉だけでなく、姿勢の改善や骨盤の歪みを防ぐ筋トレやストレッチも一緒に行おう
今回は膝痛に関する疑問についてまとめました。
膝痛の原因って本当に色々ありますが、ご自身に当てはまるものがありましたらぜひ気をつけていただきながら対策を講じてもらえたらなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。