デスクワーク中心の生活
スマホが手放せない生活
このような生活で過ごしていると猫背姿勢になる方がとても増えてきてます。
猫背姿勢になると背中が丸まったり、背骨が歪んで動きが悪くなったりすると様々な症状をきたします。
多くの方は肩こりや背中の痛みなどを第一に感じると思いますが、内臓系の不調やストレスに関係する不調に影響する場合があります。
そのため「身体の不調は背骨の歪みから」と言われることもしばしばです。
背骨の歪みでどんな症状が考えられるのか。
また自分で出来るセルフケアとしてストレッチポールやストレッチがおすすめです。
これらについてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
背骨の歪み方
背骨の歪み方にもさまざまなタイプがあります。
今回は以下の2種類について説明します。
①後弯タイプ
人間の背骨は上から頸椎・胸椎・腰椎と続き、骨盤へと繋がります。
構造上身体を横から見ると頸椎と腰椎は前に曲がっていますが、胸椎は後ろに曲がっています。
この後ろにカーブしていることを後弯と言いますが、この胸椎が過剰に後弯してる状態が一般的に猫背と言われています。
後弯の原因は姿勢や筋力低下であったり、加齢的な問題や病気が問題となることもあります。
②側弯タイプ
身体を後ろから見たときに正常では背骨はまっすぐですが、何かしらの原因で背骨が捻れ曲がった状態のことを側弯と言います。
この側弯の原因はさまざまです。
例えば、怪我位による痛みをかばう姿勢や下肢長差(足の長さ)が異なる場合でも側弯が起こりやすいです。
また病気が原因であったり、原因が分からないものもあります。
背骨の歪みで考えられる症状
背骨の歪みで考えられる症状は以下の通りです。
- 肩こりや背中の痛み
- 腰痛
- 頭痛やめまい
- 目の疲れ
- 不眠
- ストレス
- 消化器系の不調
背骨の歪みにより自律神経や血中の循環が悪くなるので、背中周囲の不調に限らず頭部やお腹周りの不調にも影響してきます。
姿勢をまっすぐに正すだけでも血中の循環が改善されますので、姿勢をまっすぐに意識することは大切です。
あくまで上記症状は一部で、その他さまざまな症状で背骨の歪みが影響してきます。
セルフケア
背中の歪みをセルフケアする方法としてストレッチポールやストレッチをご紹介します。
①ストレッチポール
ストレッチポールに乗ることで背中がまっすぐに伸ばされて効果的です。
乗っているだけでも伸ばされますが、さらに両手をバンザイするように伸ばしたり、三日月のようにポーズするとさらに効果UPです。
実際に私も使用してるストレッチポールの商品もご紹介します。
背中を伸ばすだけでなく、インナーマッスル強化にも効果的です。
②ストレッチ
ストレッチで猫が伸びをするようなポーズをすると背中が伸ばされて効果的です。
次に背中を頂点に丸まったポーズをとります。
これも猫が丸まった感じをイメージします。
背中の伸びと丸まりを交互に行うことで、固まった背骨に動きをつけることができます。
背骨が固いと感じる方はぜひお試しください。
まとめ
- 背骨の歪みは背中が丸まる後弯タイプと左右に曲がる側弯タイプで大きく分かれる
- 背骨の歪みは肩こりや腰痛だけでなく、自律神経の乱れに影響してさまざまな症状に関係する
- セルフケアとしてストレッチポールを活用したり、セルフストレッチで整えると良い
以上、背骨の歪みに関してお伝えしましたがいかがでしたか?
猫背が気になってたり、身体の不調がいつになっても解消されない方は背骨の歪みが関係しているかもしれません。
背骨が歪まないように姿勢を意識することが重要です。
油断してると、背中が丸まっていませんか?
姿勢を改善するためにも「気がついたときに姿勢を正す」
これだけでも違いますので、皆さんも姿勢に気をつけて生活してみましょう。