小胸筋という筋肉をご存知ですか?
猫背で肩こりがお悩みの方、呼吸が日頃浅くて悩んでいる方に大きく影響する筋肉です。
あまり聞いた事が無い筋肉だと思いますが、前胸部にある大胸筋の奥に存在する筋肉です。
肋骨から肩甲骨の烏口突起と呼ばれる所に付着します。
この筋肉が縮こまると肩甲骨のバランスが崩れ、猫背に繋がります。
肋骨の動きが悪くなりやすく、呼吸が小さくなってしまいます。
また肩甲骨の動きが悪くなり、肩の可動域にも悪影響が出ます。
小胸筋の近くには首から腕にかけての神経が通っており、時には腕の痺れの原因にもなる事も・・・
日頃デスクワークをしている方は、姿勢で縮こまりやすいので要注意です!
小胸筋を伸ばす事で肩周りが広がり、姿勢改善に繋がります。
肋骨の動きがしやすくなるので、呼吸も楽になります。
また小胸筋をケアする事によって、バストトップが上がるのでプロポーションにも効果ありです!
小胸筋ストレッチのやり方
①壁際に立つ
②手を真上に上げて壁に手をつける
③手を壁につけたまま、身体を前に移動させる
④手が後ろに移動されて小胸筋がストレッチされる
ポイント
・ストレッチは10〜20秒×2〜3セット
・ストレッチ中は息を吐きならがリラックスさせる
・もし不快な痛みを感じたらすぐに中止する
現代の生活では小胸筋が凝り固まっている方が大変多くなっています。
猫背でお悩みの方の施術の時に必ずといって良いほど、この小胸筋を緩めるよう施しています。
日頃からケアを行う事がとても大切ですので、この記事を読んで興味持ちましたら小胸筋のストレッチをぜひ行ってみて下さい!